~スキー~ ポール(中斜面)
前回はポールトレーニングの基本についてお話ししました。
今回のテーマは「中斜面のオープンゲートの滑り方」です。
スキー場にあるこのポールですが、セッティングにはいろいろな種類があります。
その数ある中で、フォールライン(斜面上で物体が自然と落下していく方向のことです)に対して直角にセットされた旗門をオープンゲートと呼んでいます。
左右にかなり離れた旗門の場合は、深めのターンになりますので速く滑るというよりも、ポールとポールの中間点を通るための回しこみが重要となってきます。
ポイントは、体の上下の動きを大きめに使いながらすばやく踏みかえることです。
オープンゲートの滑り方(18~25度の中斜面)
1、腰の左側に上体を安定させましょう。
2、左スキーのインサイドエッジでしっかりと雪面を踏みつけましょう。
3、左スキーの強めの蹴りと、右スキーへのすばやい踏みかえで、次のターンへのきっかけを作っておきましょう。
4、腰の右側に上体を安定させて、右スキーだけで左まわりへ入りましょう。
これらを頭に入れて、イメージしてから実際にトレーニングに入りましょう。
逆にフォールラインに沿ってセットされている旗門には積極的に突っ込んでいきましょう。
この場合のポイントは、ポールとポールの中間点を通る浅めのターンでスキーの回しこみを少なくすることです。
タイトな旗門では小さく速い踏みかえが必要なため動きは顕著にはあらわれません。
また、スキーのトップはフォールラインに向けたまま滑りますからスピードが出やすくなります。
いずれにせよ、スキーに体重をかけて、正確にエッジングすることが必要となります。
スポンサード リンク
スポンサード リンク
スキーと聞いてどんな光景を思い浮かべますか?
スキー好きなら美しい銀世界の中、優雅に滑る自分の姿が思い浮かぶかもしれませんね。
逆にスキーに興味のない人にとっては、わざわざ寒い中出掛けて行く心理が理解できず疑問を抱くかもしれません。
四季がある国、日本で暮らしていると雪山や出かけるわけでなくとも、雪に触れる機会が少なからずありますが、雪山へ出向くのは、決して雪を見るため・・・という目的だけではありません。
スキーやスノーボードをするため・・・という目的を持って出むく人がほとんどでしょう。
しかしいくらスキーやスノーボードが好きであっても、天候が悪かったり、少しも上達できず転んで痛い思いをしたり、メンバーに恵まれなくて楽しく過ごせなかったりでさんざんな思い出だけが残れば「また行きたい」という気持ちにはならないかもしれませんね。
また、同じ体験をしても感じ方は人それぞれです。
スキー好きの一人である私がスキーについていろいろ書き綴ったものを読んだとしても、それを読んでスキーに関心を持つ人ばかりではないでしょう。
ただ自分が体験して楽しいと感じたことを人にも勧めたい、そしてみんなで一緒に楽しめたら喜びも2倍3倍に膨れるのでは・・・と思っています。
誰もいないゲレンデ・・・雪も荒らされず、滑りやすくて快適ではありますが、仲間が一人もいいないというのはなんだかちょっと寂しいですよね。
気持ちもいまいち盛り上がらないでしょう。
スキー人口が増えて、みんなで一緒に楽しさを分けあえれば・・・
そんな気持ちを込めて、スキーに関する記事を綴っていきます。
スポンサード リンク